海外旅行に行くときに欠かせないものはいろいろありますが、一番優先して用意するものはなにかと聞かれたら、私なら間違いなくネット環境と答えます
一昔前ならネットなんてなくても全然気にしなかったのですが、今は完全にネット社会
あまりにもネットが身近にある生活に慣れすぎていて、海外でも日本と同じネット環境をすぐに構築したいという方が非常に多いのではないでしょうか。
海外でネットが使えるメリット
SNSにリアルタイム投稿
FacebookやLineのタイムラインに、旅行の写真なんかを投稿される方は多いと思います。
日本におられる家族への安否確認を兼ねて、毎日投稿される方も多いようです。
特に周遊ツアーなどの場合一日数時間移動という日も珍しくないと思いますが、バスや電車の中でSNSに投稿できるというのはいい暇つぶし&時間の有効活用になります
さらに、リアルタイムで投稿することにより、前にそこに行ったことのある人から、おいしいお店とか、行った方がよいスポットなんかを教えてもらえることもよくあります。
情報収集という面からも、海外でSNSを使えるのは大きいと言えるでしょう
地図アプリと翻訳アプリ
旅行中重宝するのが、Googleマップと翻訳アプリ
これがなければ、海外に行く自信がないといっても過言ではありません。
タクシーで移動中も、Googleマップで現在地を確認しながら乗れば、あとどれくらいで着くとか、「今タクシーで通過しているのはここだ!」ということがリアルタイムで分かります。
タクシーで遠回りされている時も分かるので重宝。
万が一迷ってもなんとかなるという安心感があるのは、海外旅行の時には非常に大きいポイント
翻訳アプリはほとんど使わなくてもなんとかなるのですが、たまにどうしても何かを伝えたいというときがあります。
いざというとき役立つので、Google翻訳をダウンロードしておくのがおすすめです。
買い物やレストラン選びで重宝
知らない街に行って飛び込みでレストランに入って、その店が最高のお店だったというのが一番理想。
ですが、実際そううまくはいきません。
それで食事をするときや買い物をするときも、ある程度下調べや口コミを読みたいと思うのではないでしょうか。
LINE電話や050電話が使える
ネットが繋がっていれば、海外でも日本と同じ感覚でLINE電話などを使うことができます。
グループで行動していてはぐれた時なんかは、とても頼りになるでしょう。
ウエブチェックインができる
ウエブチェックインとは、飛行機出発の前にネットでチェックインして席などを指定するサービス
ツアーで旅行中でも、もちろん利用できます。
そしてウエブチェックインしておかないと、夫婦で席がバラバラなんてことも起こりえます。
ウエブチェックインには、パスポート番号などの個人情報を入れなければいけません。
それでフリーWiFiのところでウエブチェックインをするのは、絶対におすすめできません。
ホテルのWiFiは大丈夫だと思いますがそれも絶対とは言えないので、やはり自分でネット環境は用意したほうがいいでしょう
海外でネットを使う3つの方法
携帯会社の海外パケット定額サービス
ドコモ・au・softbankの大手3社は、いずれも海外パケット定額サービスを用意しています。
特別申し込みをしなくてもネットを繋げることができるので、一番手軽な方法と言えるでしょう。
ただ、このサービスは1日2980円かかります
もちろん1台の端末につき2980円かかるので、2人で1週間海外でネットを使うと単純計算で41,720円の請求が翌月に来ることになり、きっと大きなショックを受けるはず。
お金が余って余ってしょうがない人は別ですが、私の場合は逆に海外で絶対に携帯会社の電波でネットに接続しないよう、細心の注意を払っています
海外WiFiルーターのレンタル
事前に申し込んで、WiFiルーターをレンタルするという方法
一般的にはネットで予約して、自宅に郵送してもらうか空港で受け取り、帰国した後に空港で返却するという形が多いでしょう。
予約したり受け渡しの手間はありますが、スマホやタブレットに特別な設定をしなくても、パスワードを入れればすぐにつながるお手軽な方法と言えます。
そして海外WiFiルーターには5台程度は同時につなげられるので、1台契約すれば夫婦のスマホと子供3人までのスマホを同時に接続可能。
コストの面でも、かなりお得になるといえるでしょう。
海外WiFiルーターレンタルのメリット
・到着後すぐに使える(飛行機が着陸した瞬間から、電源さえ入れれば使えます)
・面倒な設定がいらない(家の無線LANに繋ぐような感じで、簡単に接続できるでしょう)
・1台で複数人接続できるからリーズナブル
海外WiFiルーターレンタルのデメリット
・受け渡しの手間がある(通常は空港で受け取って空港で返却する場合が多い)
・借りてから返すまでの日数の料金が発生する
(つまり飛行機で移動中などで、ネットを使っていない日も料金が発生します)
・レンタル品なので、紛失した時には弁償しなければいけない。(保障制度あり)
・レンタル品なので、キャンセル料金や延長料金が発生する。
・ルーターを充電するのに、モバイルバッテリーが必要になることが多い。
海外SIMカードの購入
最近はスマホのSIMフリー化が進んでいることもあり、海外SIMカードを購入するという選択肢もあります
料金的には、圧倒的にこちらの方が安くなります。
海外SIMを使うには、現地で購入する方法と日本で先に買っておく方法があります。
現地購入はかなりハードルが高いですし、ツアーなどで行く場合は自由行動の時間まで買いに行くことはできないと思われるので、日本で購入することをおすすめします。
海外SIMカード購入のメリット
・ネットを使う人が一人しかいない時には、おそらく最安値の方法
・レンタルWiFiのような返却の手間や、破損して弁償の心配がない
・WiFiルーターを充電する必要がない。日本と同じ感覚でスマホを使える
・長く滞在すればするほど料金的にお得になる
海外SIMカード購入のデメリット
・海外滞在日数が短期の場合は割高になることがある。
・スマホの設定を変えなければいけないことがある。
・まだ海外WiFiレンタルよりマイナーな方法なので、情報などが少なくて不安になる。
海外でネットに接続する方法は、大きく分けてこの3つになります。
携帯会社の海外ローミングサービスはちょっと金銭的に無理なので、海外WiFiルーターレンタルか海外SIMカード購入という方が多いのではないでしょうか。
今回は海外WiFiルーターの選び方や注意点、私が実際に使ってみておすすめする会社を紹介します
グローバルWiFi(GROBAL WIFI)
グローバルWiFiの特徴
・業界最多、世界200以上の国や地域で使用可能
・24時間365日対応のカスタマーサービス
・ANAカードを使って支払えば、さらに100円につき1マイル加算
この業界の最王手と言っても過言ではない、グローバルWiFi
万が一海外でトラブルになっても、電話・LINE・スカイプで24時間サポート可能ですし、AIチャットにいつでも質問することも可能。
サポート体制も万全ですし、受け渡しなども工夫がされていてスムーズに行えました。
またカバーしている地域だけではなく、料金なども他の会社と遜色ない高レベルをキープしています
イモトのWiFi
イモトのWiFiの特徴
・海外レンタルWiFi業界のパイオニア
・24時間365日対応のサポート体制
・サービスに満足できなかったら全額返金キャンペーン実施中
CMなどもやっているので、名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
グローバルWiFiと並んで、この業界2トップの一角がイモトのWiFi
実際使ってみましたが、これといった不満はありませんでした。
料金的にも行く国によっては最安値というときもあるので、絶対比較対象に入れたほうがいいでしょう
30日以上利用する人が対象の30日パックや学割・早割など、お得な割引制度が多いのも魅力的です。
Wi-Ho!(ワイホー)
Wi-Ho!(ワイホー)の特徴
・世界130国以上でサービス提供中
・24時間体制でサポート受付中
・キャンペーンが多く、割引や抽選でプレゼントが当たる
私が一番初めに利用した海外WiFiは、ここのレンタルWiFi。
とにかくキャンペーンが多いイメージがあります
また、旅行会社から割引クーポンなどがもらえることも多いと思います。
それでいろいろな割引を適用すると、ここが一番安くなるということがよくあります
業界最王手ではありませんが、提供されているサービスは遜色がありません。
ネット通信に関しても特に不満はありませんでした。
キャンペーンによっては結構いいものがもらえたりするので、検討する価値は十分にあるでしょう
海外レンタルWiFiを使うときの注意点
使い放題ではないことが多い
海外WiFiはほぼすべてが定額制ですが、よく読んでみると分かりますが使い放題ではない場合がほとんど
それでもかなりの容量が使えるので、普通に使っている分には問題ありません。
ただ毎日何十枚も写真をアップロードしたり、動画を見まくっていたりすると、通信量の上限に達してしまいネットが繋がらなくなります
一番最初に使った時の私が、まさにそうでした。
旅の前半に調子に乗ってたくさん写真をアップロードしたり、動画を見まくったので、後半全くネットが使えなくなるというかなり残念なことに。
ホテルなどは無料WiFiが完備されていると思うので、大容量の通信はそこで済ますようにしましょう
また、WiFiに繋がったら自動的にアプリやシステムのアップデートを行う設定にしているなら、そこで勝手に容量を使ってしまいます。
アップデートなども、ホテルに戻ってから行う方が無難でしょう
返却忘れや延滞に注意
受け取るときは忘れることはないと思いますが、飛行機に乗るときにもうネットは使わないからと言って、スーツケースの奥にしまってしまい、返却しないまま空港を後にしてしまうということがよくあります
私も危なく、成田で返却せずに札幌に戻ってしまうところでした。
家に帰ってから気づくと、延滞料金や郵送料金がかかってしまいます。
余計なお金を使わないためにも、絶対忘れない位置にWiFiルーターをしまっておきましょう。
海外レンタルWiFiおすすめまとめ
海外レンタルWiFiでネットを使う注意点と、私は実際に使って良かった会社を3つ紹介しました
この3つであれば、どこを使ってもそこまで大差はありません。
ただその時その時によってキャンペーンをやっている関係で、最安値の会社が変わってきます。
また行く国によって、この会社のほうが安いということもあります。
もしそこまで細かい料金の差を気にしないのであれば、グローバルWiFiが一番いいかもしれません。
1年に何度も海外に行かれる方は、SIMフリーのスマホ購入という選択肢もあるでしょう。
行く国によってはその方がかなり安上がりになりますし、長期滞在の方もSIMフリースマホ購入という選択肢一択になるでしょう
私が使っていて全力でおすすめする最強SIMフリースマホがこちら。iPhone以外では最強のスペックモンスターです
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