タイで生活(中~長期)

タイで運転するうえで絶対に知っておかなければいけない交通ルールやマナー

2017-02-07

日本で国際免許を申請して、タイで車やバイクを運転しようと思っておられる方は多いかもしれません。

タイは日本と同じように左側通行ですし、交通法規も基本的に日本とそこまで変わらないので一見走りやすそうに見えます。

しかしタイ独自のルールなんかもあり、日本の感覚だと危ない経験をすることもあるでしょう。

というわけで今回は、タイで運転するうえで絶対に知っておかなければいけないことを解説します

※記事内の情報は執筆当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください

タイの法定速度は?

日本は法定速度が厳しく定められていて、それを5キロでも超えるとパトカーが追いかけてきたりしますが、タイではそこまで厳しくありません。

一般的には市道で80キロ未満、地方道路だと90キロ未満が法定速度で、道路によって50キロなどの標識があればそれが優先されます

高速道路(スーパーハイウェイ)だと120キロが法定速度(場所によっては80キロだったり、90キロだったりするところも)

ただ、地方に行くとほとんどの車が100キロ以上のスピードで走っています。

タイでは、車の流れに乗るというのも大切なことかもしれません。

左折はいつでもOK

日本と大きく違う点の一つは、左折は危険がなければたとえ信号が赤でもOKということ

(ごくたまに、赤の時には左折禁止の場所があります。そのような場所はタイ語で標識に記載されています)

それで車線の左側は、左折車用に空けておかなければなりません

空いているからといって左車線に入って信号待ちをしていて、後ろからクラクションを鳴らされるということがないようにしましょう。

日本では左折と右折の車がいたら左折優先ですが、タイでは左折は優先順位は最下位という交差点がほとんど

いつでも曲がれるんだからちょっと待っていなさい、って感じなんだと思います。

それで、左折するときは十分注意して曲がりましょう。

Uターン禁止の箇所がある

タイの道路ではUターンすることが日本に比べると多いのですが、Uターン禁止の交差点もよくあります。

Uターン禁止の標識は日本と同じで分かりやすいので、絶対にそのような交差点ではUターンはやめましょう。

禁止の交差点ではよく警察が見張っています。

パッシングに注意

日本では対向車からのパッシングは「どうぞ~」みたいな意味合いですが、タイでは「俺が行くからお前は出てくるな」みたいな意味合い

だから日本の感覚でパッシングされたから出ていくと、大事故になるかタイ人に激怒されます。

特にUターンや右折するのに待っているときにパッシングされることが多いので要注意

ただあまりにも遠くからパッシングされた場合は、相手もダメもとでやってるので無視していっても問題ないでしょう。

後ろの車にパッシングされた場合は、道を譲れという場合がほとんど

競ってもしょうがないので、譲ってあげましょう。

また日本と同じように、時には警察が取り締まりをやっていることを教えてくれるパッシングもあります。

車間距離は空けすぎないほうが良い

日本の感覚で車間距離をあけていると、タイ人ドライバーは車もバイクもどんどん割り込んできます

しかもかなりぎりぎりの感じでも入ってくるので、ヒヤッとすることが多くなるでしょう。

中には、入れるスペースなんてないのにパッシングして強引に入ってくる車もいます。

それで特に市街地では、車間距離は日本の感覚より気持ち狭め(自分が停車できるギリギリくらい)のほうが、強引な割り込みがなく安全でしょう。

時にはこちらからパッシングして、「入ってこないで」とアピールすることも必要です

車優先

日本では基本的に歩行者が優先されますが、タイは車が優先

だから歩行者が道を渡っていたとしても、ガンガン突っ込んできます。

タイで道路を渡るときにはできるだけ歩行者用信号のあるところで横断し、もしなければ全力で走ってわたりましょう。

よくいる逆走車

バイクなどは日常的に逆走していまして、実は私もほぼ毎日逆走しています。

バイクだとそれほど邪魔にならないのですが、たまに1車線なのに車が逆走してきます。

特に追い越し中の車などに多いのですが、100キロオーバーのスピードで逆走しながら、パッシングしてきて「俺が行くからお前は来るな」みたいな理不尽なことを言ってきます。

そのような車はちょっと頭がおかしい人のことが多いので、なるべくかかわらないようにしましょう。

「いつ逆走車が来るかわからない」という気持ちで走ることが大切です

ハザード

日本では感謝の気持ちを込めてハザードを付けますが、タイではそのような意味合いはありません。

前が詰まっているときや、後ろの車に注意を促すときに使われます

日本の感覚でハザードを使うと、ちょっと意味の分からないことになるので要注意です。

警察

日本ほどタイの警察は厳しくない感じがしますが、日中はよく検問をしています。

それで、国際免許とパスポートは運転中は絶えず携帯しましょう

検問の理由は、自動車税を払っているかどうか、スピード違反のネズミ捕り、飲酒検問など様々。

タイの警察は日本語はおろか英語も読めない人が多いので、こちらが外国人だと分かるとめんどくさいと思い解放してくれることもよくあります。

ちなみに罰金は、だいたい200バーツから500バーツとかなり安め

※90キロ道路を120キロで走行した時の罰金は500バーツでした

ただバイクで歩道を走ると、5000バーツという高額の罰金が科されます

最近バンコクで取り締まりが強化されているようなので、注意しましょう。

タイに長期滞在される方は、国際免許をタイの免許に切り替えることにより、検問時にスムーズに通過しやすくなるでしょう

▼参考記事はこちら

【意外と簡単】日本で取得した国際免許をタイの運転免許証に切り替える5つのメリット!必要なもの・手順・方法をまとめました

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事故はなるべく避けよう

当たり前の話ですが、事故を起こすと非常にめんどくさいです。

些細な事故で相手がバイクとかだったら、ごめんねって言って1000バーツとか渡したらそれで解決で、警察に行く必要もないことがほとんど。

ただ大きな事故になると、まずは保険屋を呼んで保険屋さん同士の話し合いになります

保険屋さん同士で解決してしまえば、警察にはいきません。

時には明らかに相手が悪くても、外国人でタイ語が話せないとこちらが悪いということになってしまうこともよくあります

そんな時には警察を呼ぶことになりますが、警察も真実を知るというよりはその場を丸く収めるためにいるので、タイ人がタイ語でまくしたてたらその話を採用してしまいます。

それでタイ語を十分に話せない時には、とにかく事故に巻き込まれないように細心の注意を払いましょう。

保険にしっかりと入っておくことは重要

※私は年間16000バーツ程度の、自損・他損問わずすべてに適応される保険に入っています。

自家用車を持つなら、ドライブレコーダーもつけておいた方が良いでしょう

▼参考記事はこちら

タイで運転するにあたりドライブレコーダーを付けるべき理由と選ぶ5つの基準とは

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万が一事故を起こしてしまった時には、多少無理を言ってでもタイ語が十分に話せる人を呼ぶことをおすすめします。

また事故に遭遇してしまった場合、私たち外国人は無視したほうが無難

変に出て行ってしまうと、いつの間にか当事者にされてしまったりする可能性もあるからです。

無免許のタイ人が非常に多い

中学生がバイクに3人乗りしてるのが公然と許されている状況からもわかりますが、タイ人ドライバーの中には免許を持っていない人が、日本では考えられないほどいます。

そんな人たちが酒を浴びるほど飲んで運転したり、むちゃくちゃな割り込みや追い越しをしてきますが、それらは悪意があるというよりは法律を知らないからの場合がほとんど。

また、免許を持っているからといって安心はできません。

というのもタイで免許を持っている人のほとんどが、日本のように教習所に行ったわけではなく、自分で練習し自分で自分の車を運転して免許を取りに行った人ばかりだから

ちょっと信じられない話ですが、タイではバイクの免許も車の免許も基本的には自分の車を持ち込んで試験を受けます。

だから、みんなその辺の道で運転の練習をします。

今日初めてハンドルを握ったドライバーが、すぐそこを走っている可能性も十分にあるのがタイランド。

交通法規を全く知らないドライバーが路上にはたくさんいるので、何が起きるか分からないということを絶えず念頭に置いておきましょう。

タイで運転する時に注意すべきことまとめ

タイでの運転の注意点をまとめました。

いろいろ日ごろ感じていることを書きましたが、日本のように嫌がらせで幅寄せしたり、ぴったりとくっついてくる車は少ないので、走りやすい一面もあります。

それほど速度計を注視しなくてもいいのも、大きな魅力の一つ。

タイで運転できると行動範囲が広がり、さらなるタイの魅力に触れることができるでしょう。

ただ運転中には自分が外国人だということを一瞬たりとも忘れずに、安全運転を心がけましょう。

国際免許をタイの免許に切り替えることに関心のある方は以下の記事もご覧ください

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