日本ではsuicaやpasmoなどの交通系ICカードや、nanacoのような電子マネーカードが、お得で快適な生活を送るうえで不可欠な存在。
同じようにタイにも、日常生活に不可欠な存在になりつつあるICカードがあります。
名前はラビットカードといい、おそらくバンコク在住の日本人の方はかなりの確率で持っているはず。
そして、旅行者でも簡単に作れるおすすめのICカードです。
特に3日以上バンコクに滞在される方や1年に一回以上タイに行くような方なら、絶対に作るのがおすすめ
我が家は初めてタイを訪れた日にカードを作成し、それ以来大活躍しています。
というわけで今回は、ラビットカードを持つメリットや作り方&お得な活用方法を徹底解説します
※記事内の情報は執筆当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください
ラビットカードとは
ラビットカードとは、タイ・バンコクのBTS(スカイトレイン)や様々な店舗で使うことができる、チャージ式の電子マネーICカード
上記の画像のように3種類あり、私たち日本人が購入できるのは大人や旅行者用のオレンジ色のカード。
ちなみにグリーンは学生用、ピンクは60歳以上のタイ人限定カード。
ちなみにMRT(バンコクの地下鉄)に乗るときには、MRTカードという別のカードが必要になります。
バンコクでラビットカードが使える公共交通機関はBTS(スカイトレイン)だけ
でも、将来的には地下鉄でも使えるようになるという噂があります。
BTS以外にもラビットカードが使用可能な店舗が、バンコク市内にはあふれています
上にあげたのは、使用可能な店舗のほんの一例。
最新のラビットカード使用可能店舗はこちらのページから確認可能。
マクドナルドやバーガーキングなどのチェーン店だけではなく、大きなフードコートでも使えるところが多くなってきました。
日本のチャージ系ICカードに慣れている方なら、違和感なくすぐに使い方をマスターできることでしょう。
btsカードの作り方・買い方は
ラビットカードの購入方法は簡単です。
各BTS駅の窓口に行き、英語で「ラビットカードプリーズ」と言えばOK
タイ語だと、อยากซื้อ rabbitcard(ラビットカードを買いたい)
私が購入したときはデポジットが必要だったのですが、2017年10月現在は必要なくなった様子。
それで最初にかかる費用は、発行手数料100バーツ+運賃チャージ分の100バーツの計200バーツ
ちなみに、最初に最低100バーツのチャージが必要ですが、もっと多くチャージすることも可能。
1日最大500バーツ、トータルで1枚のカードに4000バーツまでチャージできます。
カード自体は5年間有効で、チャージした額の有効期限は最後に使用してから2年間
簡単に払い戻しもできるので、少し多めにチャージしても問題ないかと思います。
例えば最初に300バーツチャージしたいという方は、「ラビットカードプリーズ」と言いながら400バーツ渡しましょう。
たいていの職員は、何も聞かずに300バーツ分チャージされたカードをくれるはずです。
もし何か聞かれたら、「いくらチャージしたいの?」と言っているはずなので、「300バーツチャージプリーズ!」と言えばOKです。
ラビットカードの購入方法には、他にも回数券方式で買う方法があります
回数券方式に関しては、また後で説明します。
ラビットカードの残高照会やチャージ方法
ラビットカードのチャージ方法も、めちゃくちゃ簡単。
ラビットカードを使用した後にもらえるレシートには残高が記載されているので、少し早めのチャージを心がけるとよいでしょう。
同じく各BTS駅の窓口に行き、ラビットカードを出して「チャージプリーズ」もしくは「トップアッププリーズ」と言いましょう
タイでは、「top up」という言葉をよく使うので、「トップアッププリーズ」の方が伝わりやすいかもしれません。
※2019年2月15日より、ラビットカードのチャージ時にパスポートの提示が必要になりました
また電話番号かメールアドレスの登録も義務付けられます(一度だけ登録すればOK)
先日私もBTSモーチット駅の窓口で登録手続きを行ないました。
ラビットカードとパスポートと100バーツを一緒に出してトップアッププリーズと言うと、白い紙を渡され電話番号を書いてと言われ、書き終わって紙を渡すと約30秒で登録完了。
もちろん現在使用中のカードは登録しなくても使用し続けることができますが、登録しない限り再チャージはできないので早めに登録しておきましょう
タイのラビットカードのチャージにクレジットカードは使えるの
実は我が家がラビットカードを作ったきっかけは、クレジットカードの海外旅行保険をアクティベートさせるのに、現地の公共交通機関の乗車券を買う必要があったから。
同じような理由で、BTSのチケットをクレジットカードで購入する必要がある方がいらっしゃることでしょう。
実は少し前まで、クレジットカードでラビットカードのチャージすることは可能だったので、我が家も一人500バーツ分クレジットカードでチャージしてもらいました。
しかし2017年4月1日より、クレジットカードでラビットカードにチャージすることができなくなりました
この説明を読むと、ラビットカード購入時にクレジットカードやデビットカードが使えるのは、回数券を300バーツ以上買う時だけになった模様
回数券というのは、30日間有効で以下のような料金になります。
- 15回分 450バーツ(乗車1回あたり30バーツ)
- 25回分 700バーツ(乗車1回あたり28バーツ)
- 40回分 1040バーツ(乗車1回あたり26バーツ)
- 50回分 1250バーツ(乗車1回あたり26バーツ)
BTSは初乗り15バーツからスタートし、4駅乗ると25バーツ、6駅乗ると31バーツ、10駅区間乗ると42バーツになります。
そう考えると、長い距離を頻繁に乗る方にはお得なのがこの回数券システム
ただし、有効期限が30日なので旅行者には向いていません。
ちなみにアメックスの海外旅行保険専用窓口に問い合わせたところ、この30日有効の回数券であれば海外旅行保険をアクティベートさせることができる、という回答をいただきました。
それで海外旅行保険アクティベート目的の方がいるなら、元は取れないかもしれませんが、15回分の回数券をクレジットカードで購入するというのも一つの選択肢でしょう。
もちろん各カード会社によって、現地の公共交通機関の定義は違うかもしれないので要確認です
ラビットカード(BTSカード)の払い戻し方法
払い戻しの方法も非常に簡単です。
各BTS駅の窓口に行き、パスポートとラビットカードを一緒に出して「リファン(refund)プリーズ」と言いましょう
さほど時間がかからずに、残金を返金してくれます。
旅行者の方だと、バンコク旅行の最後にBTSに乗って降りた後に、払い戻しをする癖をつけるといいかもしれません
バンコク交通カードのお得な活用方法
ラビットカードが使える店舗では、レジのところにラビットカード専用の端末が置かれています
そして、その多くの店舗ではプロモーションが行われていて、ただラビットカードで支払いをするだけで割引になる店舗が数多くあります。
例えばバンコクのマクドナルドだと、ラビットカードで支払えばいつでも10%オフ!
フードコートなどでも、ラビットカードが使える場所が増えています
先日訪問した、ザ・モールのフードコートでも使用可能で、しかも勝手に10%オフにしてくれていました。
フードコートでは、最初にフードコート専用のカードにお金をチャージしてもらうのに並び、食べた後も返金してもらうのに並ばなければいけません。
ですがラビットカードがあればその手間が省け、しかもうれしい割引があったりします。
割引のプロモーションが行われているかは、購入してみないと分からなかったりするので、ラビットカードで支払い可能なお店は積極的に使ってみましょう。
チェンマイでも利用可能
以前からプーケットのスマートバスの清算にもラビットカードは使用できましたが、今年からできたチェンマイのスマートバスでもラビットカードでの清算が可能。
なので今後は、バンコク旅行者だけでなくチェンマイ旅行者にとっても必須アイテムということができるでしょう。
キャロットカード登録でBTS利用でポイントも貯まる
キャロットリワードに登録することにより、BTSを利用するとどんどんキャロットポイントがたまるように!
公式サイト(Rabbit Rewards)はこちら
※公式サイト内のRegisterから登録可能。Facebookアカウントでの登録も可能です。
専用サイトでの事前の登録が必要ですが、BTSのチャージ(100バーツで1ポイント)や乗車(15バーツで1.8ポイント、20バーツで2.4ポイント…)など、どんどんキャロットポイントが加算。
貯まったポイントはBTSカードに再チャージすることができます(350キャロットポイント→50バーツチャージ)
登録はそれほど難しくないので(タイの電話番号は必要)、ある程度ラビットカードを使う方は必ず登録しておくべきでしょう
BTS駅構内には、キャロットクーポンキヨスクという専用マシーンが設置されています。
この機械にラビットカードをタッチすれば、現在のキャロットポイントを確認できますし、提携店のお得なクーポンもゲット可能。
※キャロットリワードの仮登録も可能ですが、公式サイトで本登録を行なう必要があります
例えばアソーク駅のキャロットクーポンキヨスクで北海道ベイクドチーズタルトのクーポンをゲットして、ターミナル21の店舗で使うということも可能です。
同じクーポンは1日1枚しか取れないので注意しましょう。
ラビットカードは旅行者にもおすすめ
BTSに乗ることができると、バンコクでの活動範囲が飛躍的に広がりますし、タクシーを使うより時間やお金の節約にもなります。
BTS駅の窓口は英語が通じるので、旅行者でも簡単にラビットカードの作成が可能
バンコクに行かれる方は、是非ラビットカード作成にチャレンジしてみてください。
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タイ旅行におすすめのレンタルWiFi
飛行機を降りてすぐインターネットがつながると、旅の快適度が控えめに言っても倍増します
Googleマップや翻訳アプリを使えるというだけでも、タクシーの中での安心感が全く違うはず!
我が家もいろいろ使ってみましたが、いま借りるならおすすめなのはタイデータ
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爆速と言うわけにはいきませんが、ストレスをそれほど感じずにネットサーフィンや動画を楽しめ、SNSのリアル更新も十分可能。
一日のデータ容量が500MBというプランがほとんどなので、4G LTE回線を使い放題というのはかなり嬉しいポイントです
▼参考記事はこちら
バンコクを満喫しよう!
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いま注目のバンコクアクティビティ
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